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新製品情報

システム運用手順の自動化 "Runbook Automation" を実現する開発用フレームワークAPI「Runbookware Framework」のリリースを開始

2014年 7月 31日

フォレストダインシステムズ株式会社

東京都中央区日本橋浜町2-10-9

日本橋浜町2丁目ビル4階

 フォレストダインシステムズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:馬鳥修吾)は、この度、Runbook Automation(RBA)の実現をコンセプトとする、コンピュータ制御に特化した運用手順の自動化を支援するための開発用フレームワークAPI 「Runbookware Framework」 のリリースを開始致しました。

 Runbookware Framework は、従来、運用手順書に基づきシステム管理者の方々により実施されるキーボードやマウスの操作、複雑なコマンド入力、画面の表示確認などのシステム運用や保守作業を、システム管理者に代わって自動的に操作を行うソフトウェアロボットを開発するための製品です。
お客様のシステム構成、運用ニーズにマッチしたソフトウェアロボットの実現により、システム運用体系を改新する次世代のイノベーションソフトウェアです。

 生産性の優れたRuby言語によるスクリプト開発に向けた強力なAPIのご提供により、システム運用に係る日々の定型業務や管理作業のソフトウェアロボットによる完全自動化を実現します。

  • 製品名:Runbookware Framework
  • 製品価格:Standard版 / Professional版(お問い合わせ下さい)

IT運用業務をロボット化するメリット

従来の人手による操作を「ソフトウェアロボット化」することにより:

  • 24時間365日、運用手順に基づき作業を自動的に実施します。
  • 操作上のヒューマンエラーが無く、計画通りの確実な作業を実施します。
  • 人手による操作では実現できないスピードにて操作を実行します。
  • 災害/障害発生時に専門の技術者に代わってシステム作業を実施します。
  • 操作教育、業務引き継ぎの省力化、運用コストの削減が期待できます。

Runbookware Framework で提供するAPI

Windows/Linux OS に対応するフレームワークAPIのご提供により、Rubyスクリプトでの効率的なソフトウェアロボットの開発が可能です:

  • グリッドコンピューティングによる分散するコンピュータ制御の実現
  • コンピュータ間でのリレー接続、NAT環境、DHCP環境での相互通信
  • 各種コンピュータリソースの取得(CPU,メモリ,ネットワーク使用量他)
  • OS/プロセスの稼働制御(起動・停止,Windows自動ログオン,電源ON)
  • SMTP/POP3による各種メール制御、ファイル転送などの各種ファイル制御
  • Telnet/SSHによる各種ターミナルの自動入力制御と出力内容の確認
  • キーボード操作および、マウス操作の自動化
  • Windows画面制御、レジストリ制御、クリップボード制御
  • Internet Explorerの制御とHTMLコンテンツの入出力タグの制御
  • インストールソフトウェアの管理および、アンインストールの自動化
  • Rubyスクリプトの実行形式ファイルへの変換(バイナリ変換)

選べる2つのライセンス

Runbookware Framework では、運用手順の自動化に欠かせない基本的な機能を無償にてご提供するStandard版と、更に充実した多くの機能と豊富なサンプルスクリプトをご提供するProfessional有償版の2つのライセンスをご用意しています。ソフトウェアロボットによる運用手順の自動化と高速で確実な操作による数々のメリットを存分にお試し頂けます。

製品開発計画について

今後の開発計画として、C言語, Java, PHPなどの対応言語の拡張と新しいAPI機能の追加拡充、各種センサー用のAPI機能の追加により事業の拡大を目指す予定です。

製品に関するお問い合わせ

フォレストダインシステムズ株式会社 営業部

TEL:03-5623-0577 / FAX:03-5623-0576

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